医師と看護師が不足したらどうなるの?これからどんどん不足する?

地方でも都市部でも医師不足、看護師不足は深刻になっています。

 

特に看護師不足は社会問題とも言えますよね。

 

外国人看護師を増やそうという政策が一時期話題になったほどです。

 

これから医師不足、看護師不足が深刻化したらどうなってしまうのでしょうか。

 

早速検証してみましょう。

 

 

1、 医師不足、看護師不足の現状とは

 

医師、看護師は慢性的に不足状態となっています。

 

人口1000人当たりの医師数を各国と比較した2013年のデータがあります。

 

それによりますと、一番医師数が多いのはギリシャで、1000人当たり、6.3人です。

 

それに対して日本は2.3人、とほぼ3分の1となっています。

 

看護師数は、と言いますと一番多いスイスが17.4人に対し、日本は10.5人です。

 

どちらも決して恵まれた数字とは言えませんね。

 

国内の医師、看護師に人的不足を感じるかどうか、という調査を行ったところどちらも7割以上が不足である、と回答しています。

 

日本では、客観的にみても当事者の体感からしても医師・看護師が不足していると言えます。

 

 

2、 医師・看護師不足が進むとどうなるのか

 

・医師不足の影響とは?

 

まず、医師不足の面から実例をみてみましょう。

 

今一番不足が社会問題化しているのは産婦人科の医師です。

 

とある地方では、妊娠5週という、妊娠に気付くか気付かないかという時点で予約を取らなければその地域で分娩することができないそうです。

 

出産難民となった妊婦たちは遠方の施設まで危険を犯して通院する、もしくは検診を受けずに出産に臨む「野良妊婦」となってしまいます。

 

野良妊婦は母体だけではなくお腹の赤ちゃんにとってもかなりのリスク増です。

 

妊娠という予め予定が立てやすい状態ですら、医師不足により危機的状況に陥りますが、それが病気、ともなると事態はさらに深刻になります。

 

生命の危険に関わる病気になり、一刻一秒を争う状態になっても医師が不足していれば診察、治療も受けることが出来ずに命を落としかねません。

 

 

・ 看護師不足の影響とは?

 

看護師が不足して、まず影響を受けるのが入院を必要とする患者です。

 

病棟では、患者さんのケア、投薬などは看護師が主体となって行います。

 

看護師が不足することにより受け入れることができる患者数が減少し、本来であれば入院治療が必要な患者さんも自宅で療養しなければなりません。

 

これは予後に大きな影響を与えます。

 

また、看護師不足は看護の質に直結します。

 

より高度で快適な看護を受けることが出来なくなってしまいます。

 

 

3、 まとめ

 

医師不足、看護師不足、どちらも日本人が健康に生活を送ることを脅かす大きな問題です。

 

医師、看護師にとっても物理的、精神的に業務の負担が増える由々しき問題です。

 

国による外国人看護師の受け入れや地方自治体による医学部生への奨学金貸与といった対策がなされていますが、未だにどちらの不足も解消されたとは言えません。



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